クロード・デュガは、ジュヴレ村で６世代に亘り家族経営でワインを生産する歴史あるドメーヌです。1993年ヴィンテージでパーカーポイント100点を獲得すると、瞬く間に世に名を轟かせました。デュガが作るワインは、生産量が極めて少なく希少価値が非常に高い為、世界中のワイン通から絶大な人気があります。

【2019年ヴィンテージ情報】

９月９日に収穫を開始し、アルコール度数は12.6～13.1度に仕上がった2019年ヴィンテージのワインは、またしても大成功と言える出来となり、長男のベルトラン・デュガも自信をさらに深めるものとなった。

細部まで手の行き届いた丹念なブドウ栽培とセレクション・マサル（理想的な株の選抜作業）によってデュガ家に受け継がれてきた古樹のブドウは、今も変わらないが、ワインのスタイルははるかに進化を遂げている。収穫時期は以前よりも早くなり、シャプタリゼーションをやめ、新樽の使用も控えめになった。しかし何より、フランソワ・フレール社から仕入れた樽を使用して以前よりも樽香が控えめになり、従来よりも全体的に調和のとれたより一体感のある味わいに仕上がっている。今回もまた、コート・ド・ニュイでの中でも最も優れた、驚くほどピュアで生き生きとした完璧なバランスを備えたワインを生み出した。

（ワインアドヴォケート誌　2021年1月15日掲載記事）

（インポーター資料より抜粋）